芝コースとダートコースの違いは何?どんな馬が芝馬?ダート馬?コース特徴と適性を解説!
競馬を始めたばかりの方が最初にぶつかる疑問の一つが、「芝(しば)」と「ダート」の違いではないでしょうか。
「芝で走っていた馬がダートに移ったら急に勝った!」というニュースを聞くこともありますが、実はこの2つのコースは、陸上競技とクロスカントリーほど大きな違いがあります。
この記事では、芝・ダートそれぞれのコース特徴と、そこに適性を持つ馬(芝馬・ダート馬)の見分け方を、競馬初心者の方に向けて分かりやすく解説します!
1. 芝コースの特徴:スピードと瞬発力の華やかな舞台

日本の競馬の主流であり、日本ダービーや有馬記念などの大きなG1レースの多くが行われるのが芝コースです。
コースの特徴
- クッション性が高い: 整備された天然芝の上を走るため、足抜きが良くスピードが出やすいのが特徴です。
- 「上がり」の速さが重要: 最後の直線でどれだけ速いスピード(末脚)を出せるかが勝負の分かれ目になります。
- 天候の影響を受けやすい: 雨が降って芝が湿ると「重馬場」になり、一気にスタミナを要するタフな馬場へと変化します。
芝馬(芝適性のある馬)の見分け方
芝で活躍する馬は、総じて「スマートでしなやか」な体つきをしています。
- 馬体: 足が長く、すらっとしている。
- 走り方: 地面を叩くのではなく、跳ねるような軽いフットワーク。
- 血統: ディープインパクト系など、スピードと瞬発力に定評のある血統。
2. ダートコースの特徴:パワーとスタミナの力強い戦場

「ダート」とは、砂(主に青森県などの海砂)を敷き詰めたコースのこと。中央競馬(JRA)だけでなく、地方競馬のほとんどがこのダートコースで行われます。
コースの特徴
- 体力の消耗が激しい: 砂の上を走るため、一歩ごとに足が沈み込みます。芝に比べてかなりパワーが必要です。
- 「砂被り」の克服が鍵: 前の馬が跳ね上げた砂が顔にかかるため、それを嫌がらない精神的なタフさも求められます。
- 時計(タイム)が遅い: 芝に比べるとスピードは出にくく、粘り強さが重視されます。
ダート馬(ダート適性のある馬)の見分け方
ダートで強い馬は、まさに「重戦車」のような迫力があります。
- 馬体: 胸板が厚く、お尻(トモ)の筋肉がパンパンに張っている。
- 走り方: 砂を力強く掻き出すような、パワフルな走法。
- 血統: ヘニーヒューズ系やシニスターミニスター系など、パワー重視のアメリカ由来の血統。
3. 芝とダート、適性を見極める3つのポイント

初心者が予想をする際、その馬が「芝向き」か「ダート向き」か判断するヒントを紹介します。
| 比較項目 | 芝コース | ダートコース |
|---|---|---|
| 求められる能力 | スピード・瞬発力 | パワー・スタミナ・根性 |
| 馬体のイメージ | モデルのような細マッチョ | プロレスラーのような肉体美 |
| 走破タイム | 速い | 遅い |
① 過去の実績をチェック
最も確実なのは、過去にどちらのコースで好走しているかです。「芝では大敗続きだったのに、ダートに替わった途端に圧勝した」というケースは、その馬が隠れたダート馬だった証拠です。
② 蹄(ひづめ)や繋(つなぎ)の形
少し専門的ですが、足首の部分(繋)が立っている馬はダート向き、寝ている馬は芝向きと言われることがあります。
③ 「初ダート」は絶好の狙い目
芝でスピード不足だった馬が、持ち前のパワーを活かすために初めてダートに挑戦する時は、オッズ(配当)が美味しくなる絶好のチャンスです。
4. まとめ:コースの違いがわかれば競馬はもっと面白い!
芝は「スピードの華やかさ」、ダートは「パワーの力強さ」。
それぞれのコースに「得意・不得意」があることを知るだけで、新聞の馬柱(成績表)の見え方はガラリと変わります。
次に競馬場へ行く際は、ぜひパドックで馬の筋肉の付き方に注目してみてください。「この馬はガッチリしているから、今日のダート戦で走りそうだな」なんて予想ができるようになれば、あなたも立派な競馬通の仲間入りです!



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